車査定ではボディーをチェックしている
車の売却だけ行いたいという時に便利なのが車査定業者です。ディーラーへ下取りに出した場合、新しい車を購入する事が必要ですが、車査定業者なら車を売るだけで、新しい車の購入はいつでも行えます。
車査定業者はボディーに付いた汚れ、傷、凹みなどもチェックし、汚れているほど、傷や凹みが大きいほど査定は下がってしまいますね。
汚れは落としておく
長年乗ってきた車ほど汚れているものです。洗車してきれいに汚れを落としておくと査定スタッフの印象が良くなります。自宅に洗車できる場所がないという場合はガソリンスタンドの洗車サービスを利用しましょう。
ひと昔前の洗車機では車に傷が付く恐れがありました。しかし、現在の洗車機は傷が付かないように進歩しているため、殆ど心配はありません。
洗車機を利用すれば、手間なく洗車を済ます事が可能ですが、細かい部分の汚れまで落ちない事があります。細かい部分までキレイにしたい場合に便利なのがコイン洗車場です。高圧洗浄機を使用するので、車の上から順番にキレイに汚れを洗い流すことができますね。
砂ホコリが付いたままスポンジで擦ると細かい傷が付く恐れがあるために注意してください。コイン洗車場はガソリンスタンドの洗車機よりも時間と手間が掛かります。
水がボディーに付いたままだと乾いた時にウォータースポットの原因になり、見栄えが悪くなるため、きれいに拭き取ってください。コーティングなしの車はワックスがけを行うとピカピカになり、見栄えが良くなります。
傷や凹みは修理に出した方が良いのか
大きなキズは修理代の方が高くなる
汚れと違い、簡単には落とせないのが傷や凹みです。傷や凹みが大きい場合、修理に出せばきれいな状態になって戻ってきますが、査定が上がる分より修理代の方が高くなる事が多いので、修理はおすすめできません。
車査定業者の中には自社工場で修理している場合があり、自社工場では外注するより安い費用で修理する事が可能なのです。かえって手間と費用が掛かってしまうため、そのまま査定を受けた方が良いですね。
小さなキズは直した方が良いのか
小さな傷であれば自分でも簡単に直す事が可能ですし、工場に修理に出すより安上がりです。小さな傷でも査定が下がるため、時間がある時に直した方が良いです。
傷を直す場合、洗車を行ってからが基本となっています。ただし小さな傷は、直しても大幅に査定が上がる訳ではないので、少しでも高く売りたい場合は直しましょう。
タッチペイントとコンパウンド
車の塗装面に付いた小さな傷を直したい時にあると便利なのがタッチペイントです。筆で塗るように使用するタイプのタッチペイントなら手っ取り早く傷を隠せます。
まずはタッチペイントを良く振り、中に入っている液体を混ぜてから傷のある部分に塗っていき、深めの傷が付いている場合は重ね塗りをします。液体が乾くまで待ち、コンパウンドで仕上げるときれいになります。コンパウンドを使用する時はムラができないように注意してください。
自分で直す時は、車のカラーに合ったタッチペイントを選ぶ事が重要です。車のエンジンルームにはコーションプレートというものがあります。カラーコードが記載されているため、メモしておきましょう。カー用品店に出かけて同じカラーコードが記載されているタッチペイントを購入してください。
コンパウンドによって研磨剤の粒子に違いがあるので、ボディーに付いている傷に合ったコンパウンドを選んでください。粒子の荒いものは磨き傷が付く恐れがあるために注意が必要です。
ボディーのカラーと違うカラーが見えている傷には使用しない方が良いですね。
査定を受ける時に申告する
修復歴がある場合はきちんと査定スタッフに申告してください。上手に隠したつもりでも、プロの査定スタッフがチェックすれば簡単に分かってしまいます。他にも隠している事があると疑われる恐れがあるため注意してください。
必要書類は事前に準備しておく
車査定業者では出張査定を行っている業者もあり、自宅に居ながら査定が受けられるため手間が掛かりません。しかし、査定スタッフが来てから必要書類を準備していたのでは時間が掛かってしまいます。
売却すると決めた時は必要書類を事前に準備しておくのがおすすめです。
売却に必要な書類はこちらを参照してくださいね。
テキスト
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