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車を売る際に注意すべきトラブル【ネットオークション編】

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2018.01.24

ネットオークションで車を売る

車を高く売る方法として注目を集めているのが「ネットオークション」です。売りたい人と買いたい人が直接取引するネットオークションは、買い取り業者や中古車販売店などの中間マージンをカットできるため、従来のような下取りや買取りよりも高く売ることができるのが魅力です。

しかし、専門家が仲介しないということは、それだけトラブルが起きる確率も高くなるということを忘れてはいけません。ネットオークションで落札したのが信頼できる誠意ある人物ならいいのですが、中にはトラブルを起こしやすい問題のある人物もいます。

高く売るはずだったのに、トラブルに巻き込まれて余計な費用と時間がかかれば売却の予定が狂ってしまいます。きちんと準備をしてトラブルにならないよう注意してから、ネットオークションで売りに出しましょう。

ネットオークションは全てが自己責任

ネットオークションでは取引のすべてが自己責任です。犯罪があれば警察も動きますが、運営側の介入は最小限であり、トラブルが起きても解決のために必要なことは全て自分で動かなくてはいけません。トラブル対応に自信がない人には、ネットオークションはオススメできません。

ディーラーの下取りや専門業者の買取りではプロが責任をもって取引してくれるので、ネットオークションよりもずっと低リスクで売却ができます。ネットオークションで見込める売却価格がトラブルリスクに見合うものでなければ、専門業者に売るほうが安心です。

ネットオークションで車を売る際に注意すべきトラブル

書類の不備はトラブルのもと

車の売買は必要書類をそろえておかないと法的に所有権を移転することができません。販売証明書や各種登録書など必要な書類は出品前にすべて準備しておきましょう。売却にはどのような書類が必要なのか、それを調べるのも自己責任です。

事前に必要な書類は何か全て調べて用意しておかないと、落札後の引き渡しで書類不足が発覚してトラブルになる可能性があります。出品時にすべての書類が用意してあることを明記しておけば、購入希望者も安心して取引できるので、落札率アップが見込めるでしょう。

キズやへこみの情報ははっきり記載

傷やへこみのある車はネットオークションでトラブルになりやすいので注意が必要です。キズやへこみがあることを明記していても、きちんと説明を読まずに落札する人は驚くほど多く、落札者の確認不足が原因なのに代金の支払拒否を主張するなど、トラブルになるケースが多数報告されています。

車のキズやへこみはごまかさずはっきりと明記し、状態が確認できる写真も必ず掲載しておきましょう。キズやへこみの程度をはっきりさせずに出品してしまうと、悪質な損傷隠しとみなされて出品者側の落ち度であると認定される恐れがあります。伝えたくない事実ほどしっかり伝えるようにするのが、ネットオークションでトラブルを防ぐコツです。

イメージと現物のズレは現物確認で防ぐ

状態を詳しく説明して写真を何枚も掲載しても、伝えられる情報量には限界があります。車のように高額の商品を出品するときは現物確認を受け入れるようにしましょう。「連絡を入れてくれれば現物の車をチェックできます」とおおよその住所とともに記載おけば、購入を検討している人が車の状態をチェックに来るかもしれません。

現物を自分の目で確認してもらえれば、イメージと違ったというトラブルは回避できますし、本気で購入を検討している人に安心して入札してもらえます。

情報不足がトラブルを招く

車に関する情報はできる限り提供しましょう。情報不足はトラブルの原因です。車種や年式、走行距離といった基本的な情報だけでなく、修理歴や事故歴があればハッキリと伝えましょう。また、どのように乗っていたかという情報も有益です。乗車頻度や一回ごとの移動距離、家族で乗っていたのか、それともひとりで乗っていたのかなど、細かい情報まで提供しておくとトラブル防止に役立ちます。

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