車査定の時に必要な書類について
適正な査定をしてもらう為に必要な自動車検査証
車を査定してもらう時に必ず必要となるのが車検証です。車検証はその車が自動車保安基準に適合している事の証明、所有者や使用者が誰なのかをきちんと証明する書類です。車検証には様々な情報が記載されており、その情報が査定時に重要になってくるので必ず用意しておく必要があります。
法律によって車検証は、必ず車の中に入れておかなければならない大切な書類です。これに違反すると50万円以下の罰金が科せられる場合があるので注意が必要です。車検証に記載されている所有者と使用者についてですが、ローンで車を購入し支払いがまだ残っている状態で車を売却する際は注意が必要です。
その場合は所有者がディーラーやローン会社などになっている場合が多く、そのままでは査定してもらっても売却できません。ローンが残っていても売却する事は可能ですが、他に手続きが必要になってくるので気をつけましょう。またローンを完済していても、所有者の名義がディーラーやローン会社のままになってしまっている事も珍しくはありません。
その場合は所有者の名義を変更する為の手続きが必要になります。スムーズに売却する為にも、査定してもらう前に所有者と使用者の名義が同じになっているか確認しておく事が大切です。
自賠責保険証書も必要
自賠責保険は加入する事が義務付けられている保険です。自賠責保険が切れている場合は車の売却ができなくなってしまう為、業者側も査定に来た段階で自賠責保険が有効になっているかを確認します。自賠責保険証は車検証と共に保管されている事が多いので、しっかり確認しておく事が大切です。
もう一つ確認しておきたいのは記載ミスや記入漏れがないかという事です。稀ではありますが、記載ミスがある事もあります。そうしたミスが発覚した場合、査定をしてもらえない事もあるので事前に確認しておく必要があります。ミスや記入漏れが発覚した時は、加入している保険会社に連絡すれば再発行してもらえるので確認は怠らないようにしましょう。
車売却に必要な書類について
売却時に用意しておく書類
車を売却する際に必要となる主な書類は以下の5種類です。
- 自動車検査証
- 自賠責保険証
- 自動車納税証明書
- リサイクル券
- 印鑑証明書
ただし引越しをしてそれぞれの書類に記載されている住所が異なっている場合は、戸籍謄本や住民票が必要になる場合があります。
売却に必要な書類の説明と用意の仕方
車検証や自賠責保険証は車の査定でも必要になる書類なので、売却の時点でこの二つは揃っているのが普通です。もし紛失してしまった場合、車検証は管轄の運輸支局、自賠責保険証は保険会社で再発行が可能となっています。自動車納税証明書に関しては車を売る際に買取り業者に提出を求められる書類で、自動車税をきちんと納めている証明になります。
法的には車を売る時に自動車納税証明書の提出は義務づけられてはいません。この書類はあくまで買取業者が納税に関するトラブルを避ける為に提出を求めている書類なのです。しかしどの業者でも必ず提出を求める書類なので、紛失してしまった場合は自動車納税管理事務所で再発行してもらいきちんと用意しておくようにしましょう。
リサイクル券は、リサイクル法が制定された事によって所有者がリサイクル料を負担しなければならなくなり、その料金を支払った事の証明になる書類です。リサイクル券は車を購入した際に預託金として支払っており、多くの場合は車検証と一緒に保管されています。
リサイクル券を紛失してしまった場合は自動車リサイクルシステムのサイト上でリサイクル料金の預託情報を印刷しておきましょう。これを印刷する事で、リサイクル券の代わりとなりリサイクル料を支払った証明になります。印鑑証明に関しては、必要となるのは普通車の売却時で、軽自動車の売却では必要ありません。
普通車を売却する場合は名義変更時に実印が必要になる為、実印である事を証明する印鑑証明書が必要となります。印鑑証明書は住んでいる市町村区村役場で発行してもらえるので用意しておきましょう。尚、有効となる印鑑証明書は発行してから3ヶ月以内のものになるので注意が必要です。
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