車を高く売る為にやるべき事
車内の掃除や洗車はしておいたほうがいい
車を売る時にまずやっておきたいのが、車内の掃除や洗車です。そこまで本格的な清掃は行う必要ありませんが、できる範囲で清潔にしておく事が重要となります。車の泥や埃をしっかり落とし、車内も掃除機をかけておくと良いでしょう。しかし実際には、車を綺麗にする事自体は査定額アップに直接関係ありません。
ではなぜきちんと掃除をしておくべきかといえば、それは車を大切に使っていた事を買取業者にアピールする為です。車を売ると買い取った業者は車の整備をしてからその車をオークションなどに出す事になり、大切に扱われた車のほうが整備に掛かる時間やお金が少なくて済みます。
これは買取業者ができるだけ多くの利益を出す事に繋がり、手間やお金をかけず市場に出せる車のほうが好まれるというわけです。更に掃除と同様、車の点検・メンテナンスなどもこまめにしておく事が大切です。オイル交換や部品の交換を定期的にしてある車とそうでない車は、エンジンの傷み具合も大幅に変わってきます。
その為にメンテナンスをしっかり行い、その証拠となる書類やレシートも保管しておくようにしましょう。証拠の書類やレシートがある事で、信用性が高まり高額査定に繋がります。
車の販売台数が増える時期を把握して査定を行う
車を売却する場合、いつ売却するのかというタイミングも重要になります。一般的に車の需要が高まるといわれているのは3月と9月です。理由としては、3月は4月から新社会人になる人も多く新生活に向けて車を購入する人が増える為で、9月は転勤などが多くこれも同様に車を買い替える人が増える為と考えられています。
実際に3月と9月は数字で見ても販売台数が他の月に比べて多くなっていますが、その時に車を売れば良いというわけではありません。車を買い取って販売するまでには手続きやメンテナンスなどに時間を有します。
つまり3月や9月に売ってもその月に市場に出すのは難しくなるので、大体1~2ヶ月前が丁度良いタイミングといえます。その時期は買取業者が3月・9月に向けて買取りを強化している為、車を査定に出すのは更にその1ヶ月前と考えておくと良いでしょう。業者に売るのは1月と2月、7月と8月という事になりますが中でもおすすめなのは1月から2月です。
その理由には自動車税の課税が関係しています。自動車税は毎年4月1日に車を所有している人を対象に課税される為、課税前に売却してしまったほうが得だといえるのです。この自動車税は前払い制になっており、4月以降の分もまとめて支払う仕組みになっています。
4月1日以降に車を売却しても余分に納めた税金が戻ってくる事はありますが、手続きが必要となり余計な手間も掛かってしまいます。それを避ける為にも1月から2月がベストだといえるのです。
車を査定に出す前にやらないほうが良い事
できるだけ高く買い取ってもらう為に、査定前に車を修理に出そうと考える人も多いですが、確かに大きなキズやへこみがある場合は修理しておいたほうがある程度査定額もアップする可能性があります。しかしここで注意しておきたいのが、査定額のアップ幅と修理費とどちらが高いかという事です。
仮に修理した事で数万円査定額がアップしても、その為の修理費がそれ以上なら損をしてしまいます。キズやへこみの場所によっては修理費が高額になる事も珍しくはありません。逆にちょっとしたキズやへこみは修理費もそこまで高額にはなりませんが、査定額もそれほどアップしない事がほとんどです。
最終的に損をしない為にも査定前の修理は控えておいたほうが無難だといえます。次に社外品パーツを付けている場合、これもまずは外さずにそのまま査定に出したほうが良いといえます。一般的には純正品のほうが好まれる傾向にありますが、ホイルやエアロパーツなど中には人気の高い社外品も存在しています。
そういったパーツは査定額がアップする可能性があるので、純正品パーツも所持しているのであればどちらが高値で売れるか比較してから考えたほうがいいといえます。
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