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車を売る時に買取り業者がチェックする査定ポイント一覧

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2018.01.24

買い取り業者はどこを見て査定額を決めているのか

車を売るときは買い取り業者の査定により売却価格が決まります。同じ車でも中古車業者によって査定額に違いが出るのは珍しくありませんが、買い取り業者はどこを見て査定額を決めているのでしょうか?

査定担当者は買い取りマニュアルに従って査定を行う

中古車買取店の査定担当者は専用の買い取り査定マニュアルに従って中古車を評価しています。査定マニュアルにはチェックポイントや査定基準が細かく決められており、担当者はマニュアルに従って各項目をチェックし、ひとつひとつ評価をして最終的な査定額を算出します。

査定マニュアルは買い取り業者がそれぞれ独自に作成するもので、基本的に外部に公開されることはありません。同じ車を売るのに査定額に開きが出るのは、各業者に評価基準や査定項目に違いがあるからです。

マニュアルは外部に公開されていませんが、おおよその査定ポイントはわかります。事前にチェックされる査定ポイントを知っておけば対策がとれるので、売却価格のアップも期待できるでしょう。

車買い取りの査定ポイント

 

車種と年式

車の買い取りで最初にチェックされるのが車種と年式です。中古車市場では車種と年式によっておおよその流通価格が決まるため、どの買い取り業者に持ち込んでも一番に車種と年式を確認されます。

中古で購入したなどの理由でオーナー本人が車種と年式をはっきり覚えていないケースもありますが、車のダッシュボードに入っている車検証を見ればすぐにわかるので問題ありません。

走行距離

走行距離も査定に大きく影響するポイントです。走行距離はその車がどのくらい使われたのかを知るための重要なデータであり、走行距離が少ないほど損耗が少なく状態のいい車だと判断されます。

自動車部品には交換の目安が設定されていますが、年数よりも走行距離のほうが交換時期に影響します。走行距離が長く部品の損耗が進んでいる車は修理や整備で追加費用が発生する確率が高いため、査定ではマイナスになります。

整備・修理状況

整備や修理の状況も大切なチェックポイントです。走行距離が長い車や年式の古い車でも適切に整備がされていて状態に問題がなければ、査定ではプラス評価です。

修理をした過去のある車は査定が下がりやすいのですが、部品交換などで故障の原因が完全に解消されている場合は価格にそれほど影響しません。

ただし、ボディの修理に関しては査定額を下げる大きな要因です。部品を交換できないボディは修理・修復のダメージを完全に消すことができないため、事故車扱いになると査定額は大きくダウンします。

修理の事実を隠してもプロの査定担当者の目はごまかせません。最初から素直に話しておいたほうが好印象を与えられるので、下手にごまかしたり隠したりしないでください。

書類の準備

中古車買い取りには書類が必須です。各種登録証や車検証、整備記録や購入時に付属していたマニュアルなど車関連の書類はとりあえず全て持参しましょう。

必要書類を確認したい方はこちらをチェックしてください。

汚れ

ボディや車内の汚れは印象を下げる要因です。査定に持ち込む前に清掃して車をきれいな状態にしておきましょう。

特に重要なのが車内のニオイ対策です。いくら状態のいい車でも、車内に嫌なニオイがこもっていると印象は下がってしまいます。

しっかり換気して脱臭剤などを使ってニオイを取り除いておきましょう。

キズやへこみ

ボディのキズやへこみは査定を下げる要因ですが、売却前に修理する必要はありません。

買い取り業者は専門の修理業者と提携しているので、個人で修理を依頼するよりも低コストでキズやへこみを修復できます。

わざわざ費用を払ってキズやへこみを直しても、アップする査定額が修理費よりも高くなることはまずありません。

修理キットを使った素人修理では逆に状態を悪化させてしまう危険性もあります。キズやへこみはそのままにして査定を受けましょう。

各部の動作状況

ドアやウィンドウ、ハザードランプやブレーキランプなど各部が正常に動作するかもチェック項目です。

ランプ切れは整備不良に該当するため査定を下げてしまうので、自力で交換できるなら先にランプを交換してから査定を受けましょう。

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