複数社に車査定をしてもらう方法とコツ
複数の買取業者に同時に査定してもらうにはどうしたら良いのか
まずは査定してもらう業者を選ぶ事から始めますが、その方法としては一括査定サイトの利用や自分で1社1社に連絡を取っていく方法があります。この時注意しておきたいのは車の同時査定を嫌う業者もあるという事です。車の同時査定は複数の業者に同日同時刻に来てもらい査定をしてもらうわけですが、この場合は相場よりも高値になる可能性もあるので買取業者より同時査定を断られるケースもあります。
買取業者を選ぶ際にはその事も頭において選び、同時査定を望む場合は引き受けてもらえるかどうかをきちんと確認しておきましょう。同時査定が決まればあとは査定をしてもらうだけなのですが、この時査定をしてもらう場所にも注意が必要です。査定を依頼した業者が多ければ多い程、一度にたくさんの人が集まる事になります。
自宅の駐車場などで行う場合は十分なスペースが必要になりますし、大勢の人が集まればそれだけ目立ってしまいます。もし十分なスペースが確保できない場合や目立つのを避けたい場合は、しっかり場所を確保してから業者と連絡を取るようにしましょう。
同時査定後の交渉方法
それぞれの業者の査定が終わるといよいよ車の売却に向けて値段交渉が始まります。この時の交渉方法は大きくわけて2パターンにわかれます。まず一つ目は業者ごと名刺の裏に買取金額を書いてもらい、一斉に金額を発表してもらう方法です。この方法は、売る側は何もせずに業者同士で探り合って値段を決める形となり、短時間で値段交渉をする事ができます。
提示された金額を見て、売却を決めた業者には後で連絡する旨を伝えるだけで良いのです。ただしこの場合、業者同士が探り合いをしすぎてあまり値段が上がらない可能性があるので注意が必要です。車を高く売る事を考えるのであれば、そういったリスクもきちんと把握しておいたほうが良いといえます。
次に2つ目の方法は売却する側がスタート価格を決めて、業者にその場で価格を言ってもらい値段を競っていく方法です。これはセリに近いやり方で、希望買取価格を競り合って最終的に一番高額の業者に売却する方法となります。この方法は一般的に高値がつきやすい傾向にあり、できる限り高い値段で売りたい人にはおすすめです。
更に、売却を決めた場合はこちらで用意しておく必要書類と業者で用意してもらう書類にサインすれば、すぐに契約を成立させる事も可能です。ただスタート価格を売る側が決めなければならないので、相場価格をきちんと把握しておく必要があります。そして競り合いを売る側が仕切る事になる為、そうした仕切りが苦手な人にはあまりおすすめできません。車の知識も多少必要になりますね。
同時査定のメリット・デメリット
同時査定のメリットとしてまず挙げられるのは、査定に掛かる時間を大幅に短縮できるという点です。車査定では、高額査定での売却の為に複数の業者に査定してもらう事が非常に大切になります。しかし仮に複数社の査定を1社ずつ個別に受けた場合、それぞれの業者の査定に立ち会わなくていけないので、当然交渉に掛かる時間も長くなってしまいますね。
それに比べて同時査定は1日で済みますし、1~2時間程度で終わらせる事ができるので大きなメリットといえます。更に複数社で査定する場合、個別で行うと業者同士で連絡を取り合う事があります。業者同士の繋がりを持っているところも少なくない為、そうなると高く売る事ができなくなってしまうのです。
同時査定であれば事前に業者同士が連絡を取り合う事は難しいので適正な値段をつけてもらう事が可能となります。買取業者の中には悪質な業者も存在しており高圧的な態度で安く買い取ろうとしますが、同時査定はそうした悪質業者を排除する為にも有効な手段となるのです。
デメリットについては、時間を掛けてゆっくり考える時間が持てないという点が挙げられます。同時査定では業者同士の競争が主で、売り主とじっくり話し合って交渉するわけではありません。高額査定が出た場合はまだ良いですが、そうでない場合の交渉は非常にしづらい状況になってしまうので注意が必要です。
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